こんにちは。
家庭洗濯でのトラブルによくある色移り。
「洋服から色が出て他のに移った」
焦って漂白剤を使ったりすれば余計落ちにくくなります。
こんな時、洗って色が出たという事は
『洗った時の条件より強く』すれば落ちる可能性が高くなります。
例えば、洗剤の量(濃度)、温度。
洗剤は、デリケート洗いの中性と、粉末のアルカリ性とあります。
アルカリ性の方が汚れ落ちは良いですが、色や素材によっては使えないので
基本アルカリ性洗剤は綿・麻の商品にして下さい。
洗剤は汚れも落としますが、その分色も出やすくなりますので、洗った時より洗剤濃度を5割増にしてください
次に温度。
家庭洗濯では常温の水で洗っていると思います。
夏の今だと25℃前後。
温度も高くなればなるほど洗剤の効果も上がります。
しかし、その分リスクも高くなるので『50℃前後』で十分だと思います。(お風呂が40℃)
① バケツか何かの容器を2個用意し、片方に洗剤を溶いた約50℃のお湯に色が移ってしまった衣類を入れて棒で掻き回してください。
② もう片方のバケツは冷水を入れ掻き回す。
色が取れたのを確認したら『脱水をせずに』そのまま冷水のバケツに入れて下さい。
この時、バイカラーやモノトーン等、一つの商品自体で移りした場合は
②に酸性の『お酢かクエン酸』を少し入れるだけで色止めする効果があります。
後は冷水ごと洗濯機に入れて濯ぎからの洗濯工程で構いません。
今回の方法でも取れない場合もあります。
その時は諦めて下さい。
クリーニング店では多くの商品を扱っているので当然色が出る商品もあります。
だから洗う前の段取りが重要になります!
・白色系(淡色)と黒色系(濃色)に分別
・通常洗いとデリケート洗いに分別
ここまでしても色が出そうだなぁと思う商品は洗う前にテストをします。
テスト方法は、洗剤を浸み込ませた白布を色が出そうな箇所に押し当ててみます
このようにバイカラーの商品で色が出たら洗えません。
その際はメーカーに問い合わせて下さい。
⚠️今回は応急処置としての対処法ですので、自己責任でお願いします。
乾いてしまうと色素が定着するので、乾く前にこの方法を試してみて下さいね。
#色移り
#家庭洗濯
#洗濯トラブル
#クリーニング
#松栄クリーニング
#対処法
#中性洗剤
#アルカリ洗剤
#自己責任
#デリケート
Comments